答え
国立がん研究センターのがん統計では、乳がんと診断される人は年間103,424人(2023年)、女性が一生のうちに乳がんと診断される確率は11.8%(8人に1人)、乳がんで亡くなる確率は1.7%(58人に1人)です。診断から5年後の生存率(5年相対生存率)は89.7%(2018年に診断された女性)。
統計のまとめ
| 項目 | 数字 | 時点 |
|---|---|---|
| 診断される数(罹患数) | 103,424例(男性832例・女性102,592例) | 2023年 |
| 死亡数 | 16,005人(男性136人・女性15,869人) | 2024年 |
| 人口10万人あたりの罹患率 | 全体83.2/女性160.7(男性1.4) | 2023年 |
| 人口10万人あたりの死亡率 | 全体13.3/女性25.7(男性0.2) | 2024年 |
| 5年相対生存率(女性) | 89.7% | 2018年診断 |
| 女性が生涯に乳がんと診断される確率 | 11.8%(8人に1人) | 2023年データ |
| 女性が生涯に乳がんで亡くなる確率 | 1.7%(58人に1人) | 2024年データ |
相対生存率は、そのがんと診断された場合に治療でどのくらい生命を救えるかを示す指標の1つで、診断から5年後の値がよく使われます(国立がん研究センターの用語説明)。
女性が生涯に診断される確率の比べ(部位別)
| 部位 | 確率 | 何人に1人 | グラフ |
|---|---|---|---|
| 乳房 | 11.8% | 8人 | |
| 大腸 | 7.9% | 13人 | |
| 肺 | 4.8% | 21人 | |
| 胃 | 3.9% | 26人 | |
| 子宮 | 3.6% | 28人 | |
| 卵巣 | 1.6% | 64人 |
「累積罹患リスク」は、ある年齢までにその病気と診断されるおおよその確率で、国立がん研究センターは生涯の確率として示しています。女性全体の平均で、個人の確率ではありません。
女性の乳がんは、罹患する人が30歳代後半から増加し、40歳以上の女性では最も罹患する人が多いがんです。早く見つけるための検診は検診の対象と間隔に書きました。
数字を読むときの注意
この数字は集団全体の統計です。「8人に1人」は、自分が8人のうちの特定の1人になるという予言ではなく、個人の危険度は年齢や体質などで違います。また、89.7%は2018年に診断された人の5年後の値で、いまの診断・治療の結果をそのまま表すものではありません。
このページは公的な資料の数字を整理したもので、診断や治療のすすめではありません。胸に気になる症状があるときは、乳腺科・乳腺外科など医療機関へ相談してください。
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出典
確認日 2026年10月31日。