答え
公的資料に書かれている年代の目印は、30歳代後半から乳がんの罹患が増え、30〜40歳代に乳腺症が多く、40歳から2年に1回の検診、閉経は50歳前後の4つです。閉経の年齢は個人差が大きく、早い人で40代前半、遅い人で50代後半です(日本産科婦人科学会)。
年代・時期ごとの早見表
| 年代・時期 | 書かれていること | 出典 |
|---|---|---|
| 月経がある間 | 月経前3〜10日ほど、乳房が張るなどの症状が出ることがある(PMS)。日本人女性の70〜80%が何らかの不調を自覚 | 日本産科婦人科学会 |
| 40歳代までの女性 | 線維腺腫(良性腫瘍。触ると動く)が多い | 国立がん研究センター |
| 30〜40歳代 | 乳腺症(良性の変化の総称)が多い。しこりや痛みが月経前に増え、月経後に縮小。治療は基本的に不要で、がんの原因にならない | 国立がん研究センター |
| 30歳代後半〜 | 乳がんの罹患が増え始める | 国立がん研究センター |
| 40歳〜 | 乳がん検診(2年に1回・マンモグラフィ)。40歳以上の女性で最も罹患が多いがん | 国立がん研究センター |
| 40歳を過ぎて月経周期が不順になり始めた頃 | 更年期にさしかかっているのかもしれない。月経周期は、卵巣の機能が下がり始めると短くなり、さらに下がると長くなる | 日本産科婦人科学会 |
| 50歳前後 | 閉経の平均年齢(個人差が大きい。早い人で40代前半、遅い人で50代後半)。閉経の前5年と後5年の計10年が更年期 | 日本産科婦人科学会 |
| 閉経後 | 線維腺腫は徐々に小さくなることが多い。乳がんの予防には、閉経後の肥満を避けるよう体重を管理することがよいと考えられている | 国立がん研究センター |
| 授乳期 | ホルモンのはたらきで腺房が発達して乳汁が作られる | 国立がん研究センター |
閉経の年齢の分布(数字)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 閉経の平均年齢 | 50歳前後(日本人女性) |
| 早い人 | 40代前半 |
| 遅い人 | 50代後半 |
| 閉経の診断 | 月経が1年以上止まっていることを確認してから、1年前を振り返って閉経と診断 |
| 更年期 | 閉経前の5年間と閉経後の5年間をあわせた10年間 |
40歳を過ぎたあたりから、月経の状態と胸の検診の両方が話題になります。月経の周期の正常な範囲(25〜38日)は月経前の胸の張りに、乳がんの数字は乳がんの数字にあります。
このページは公的な資料の数字を整理したもので、診断や治療のすすめではありません。胸に気になる症状があるときは、乳腺科・乳腺外科など医療機関へ相談してください。
あわせて読む
出典
- 国立がん研究センター がん情報サービス「乳がん」(更新・確認日 2023年7月5日)
- 国立がん研究センター がん情報サービス「乳がん 予防・検診」(更新・確認日 2025年3月28日)
- 国立がん研究センター がん情報サービス「乳がん検診について」(更新・確認日 2024年9月20日)
- 日本産科婦人科学会「月経前症候群(PMS)」(更新日 2025年1月30日)
- 日本産科婦人科学会「更年期障害」(更新日 2025年1月30日)
確認日 2026年10月31日。