「掴む」と痛くなります
胸を揉むという動作で最も多い誤りが、乳房を握るように掴むことです。乳房は脂肪と乳腺、そしてそれを支える結合組織でできていて、掴んで引っ張ると内部の組織が引かれます。この引っ張りが痛みとして出ます。
皮膚の表面が痛いのではなく、内側が痛いという感じ方をする場合、たいていこれが原因です。強さの問題というより、力の方向の問題で、同じ強さでも掴まずに面で押せば痛みは出ません。
成人向けの映像では、掴んで揉む動作が視覚的に分かりやすいため多用されます。それを参考にした触れ方が広まっている、という事情もあります。
面で支えて、ゆっくり動かす
痛みが出にくいのは、手のひら全体を面として当て、圧を垂直方向にかけながらゆっくり動かす方法です。指先で押し込まず、掴まず、乳房を胸郭に対して動かすように扱います。
この方法だと、強めの圧をかけても痛みになりません。むしろ弱く撫でるよりも、しっかりした圧で面を使う方が、くすぐったさが出ずに心地よく感じる人が多くいます。「強めが好き」と「痛いのが好き」は別のことで、前者は面で支える圧で満たせます。
bust.tokyo の施術ではオイルを使うため、皮膚を引っ張らずに手を滑らせられます。乾いた手で揉むと、動かすたびに皮膚が引かれて痛みが出やすくなりますが、オイルがあるとそれがなくなります。工程は当日の流れをご覧ください。
強さをどう伝えるか
「もっと強く」「もう少し弱く」だけで十分に伝わります。具体的な数値や表現を考える必要はありません。それも言いにくい場合は、次のような言い方があります。
- 「掴まないで、手のひらで押す感じにしてください」
- 「もう少しゆっくりお願いします」
- 「その強さでちょうどいいです」
- 「今のは痛かったです」
強さの好みは日によって変わります。前回ちょうどよかった強さが今日は痛いということが普通に起こるので、毎回その日の状態から確認します。「今日は張っていて痛みやすい」とだけ伝えていただければ、それに合わせて組み立てます。
揉まれたい気持ちと、痛みへの不安が同居している場合
揉まれたいけれど痛くなるのが怖い、という状態で止まっている方がいます。この場合、いきなり乳房から始めない方が確実です。周辺の筋肉、脇の下、肋骨のきわからほぐしていくと、中心に移ったときの受け取り方が変わります。
また、最初は下着やタオルの上から触れる、という始め方もできます。布が一枚あるだけで刺激が緩和され、痛みへの警戒が下がります。慣れてから直接に移る、あるいはそのまま布越しで終える、どちらでも構いません。
途中で痛みが出た場合は、その時点で言っていただければ圧を落とすか、その部位を飛ばします。我慢して続ける必要はなく、止めた場合も料金は0円のままです。
揉まれ方についてのよくある質問
揉まれるといつも痛くなります。
掴んで引っ張る揉み方が原因であることがほとんどです。手のひらを面として当て、垂直方向に圧をかける方法だと痛みは出にくくなります。
強めが好きなのですが、伝えても大丈夫ですか?
大丈夫です。「もっと強く」の一言で伝わります。面で支える圧なら、強めでも痛みにはなりません。
痛いのが怖くて頼めません。
下着やタオルの上から始める、周辺からほぐしていく、といった順序にできます。途中で止めることもできます。
日によって痛かったり平気だったりします。
月経周期による張りや体調で変わります。毎回その日の状態から確認するので、当日お伝えください。